あらすじ&おすすめポイント
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血液型は「糖」によって決まっていた!
砂糖・ショ糖とは違う身体の中の「糖」についての入門書。
- 科学の入門書。やさしいので文系にもオススメ。
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感想とネタバレ
核酸・タンパク質・糖鎖。高校の授業で頭がちんぷんかんぷんになりながら、先生が何度もくりかえして言う、「デオキシリボ核酸・リボソーム、ミトコンドリア~」しか覚えていない科学?生物?の授業が、まさか今、その知識が試される境地に陥いるとは思いもしないで、あの頃を思い出します……。
「糖鎖」の導入としてとても身近なところから入ります。
血液型は「糖」によって決まっていた。
日本人は血液型占いが好きで、最近は「血液型は性格に関係ない」とまで言われ、ちょっと世間的にも下火になっていますが、科学的に証明されてしまったら仕方ないですよね……。コレを知ったら関係ないとは言えないですね……。たしか、このお話は随分前にチコちゃん(N○K)でもやっていて、知ったときはへぇ~(違う番組!)と思わず唸りました。
この、赤血球にとある糖鎖が付いているA型とB型、両方付いているAB型。そして付いていないのがO型(ドイツ語で無い)で分けられているそうです。
そんな赤血球やらなにやらに装備のごとくくっついて、体を縦横無尽に駆けめぐり情報を送り続ける糖鎖のお話。
糖鎖は、身近にあるショ糖とかとはちょっと違うようです。ショ糖よりもっと小さいものが糖鎖だそうです(???)。
自分は文系ですが、すごくやさしくかみ砕いてあるので、興味があればなんとか食いつけるくらいの難易度でした。
本当は、一番知りたかったタンパク質とはなにか?というところを調べていて、先に何の因果かこの本に到達しまして、読んでしまいました。面白かったです。。。
「糖鎖」入門には是非。
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