2018/09/30

『働くお兄さん!(全12話)』/短編アニメ

働くお兄さん!【Blu-ray】 [ 富田健太郎 ]

あらすじ&おすすめポイント

ネコ二匹が色んなバイトを転々とするお話。動物がいっぱい出でてくるので癒されます。




感想とネタバレ


オープニングが、二次元ではなくて、三次元アニメーションだったのでこれはもしや人形アニメか………!と喜んだのですが、中身は普通にアニメアニメしていました(残念)。

毎回違うバイトに挑戦しています。そのバイトの仕事がわかるようなわからないような……? そんなアニメでした(笑)五分ですから無理もないですね……ネタ全ふりという感じです……。

最終回はほんわかな締めだったので和みました。
仕事をするって大変です。。。



2018/09/29

『日本天変地異記』/田中貢太郎

日本天変地異記


允恭天皇以来平均三年半に一回の大地震に逢うことになっている地震国


あらすじ&おすすめポイント

地震大国日本。その地震の歴史を紐解いていく。おすすめ……といいますか、短いものなので、一回読んでおくと地震に備える心構えをもつ一つの指針になるかもしれません。



感想


そもそも、この文章は関東大震災の折に書かれたもののようです。
自分が読んだのは熊本地震前ですが、もう一度読み返してみると、今回の北海道胆振地方も安政期に地震が起こっていたことがわかります。なにが興味深いというと、その一年後に関東に来ているということでしょうか……。

引用部分は最後の部分ですが、三年半に一回はどこかしらで地震が起きるのだという予測は、(どこにくるかまではわかりませんが)、備えに対して非常に有効ではないのかなとぞっとしながら読みました。


海嘯……つなみという文字を初めて知りました。海がうそぶくとは…すごいです……。



2018/09/28

『クロノクルセイド(全24話)』/アニメ

【中古】 クロノクルセイド DVD−BOX(1) /森山大輔(原作),川上とも子(ロゼット・クリストファ),石田彰(クロノ) 【中古】afb

あらすじ&おすすめポイント

エクソシスト系インアメリカアニメ。石田彰さんファンは視聴価値あり。一役でショタ、青年、ダークの、三種類の石田さんが聴けます(!)。川上さんが主人公なのも声オタとしては高ポイントです。




感想とネタバレ

原作を少しだけ借りたので続きが気になって見てみました。

が、最終話がぶっとんでいて頭が混乱したのですが、おおむねコメディー有りの面白いアニメでした。(これは賛否両論ありそうですが放映されたときはどんな反応だったのでしょうか……どちらかというと後味悪い系……?)調べてみたら、原作とは違う終わり方らしいので、今度読もうと思います。

川上さんの元気な主人公。井上さんの敵役。速水さんの謎の役。石田さんの三種類ボイス。
ゴンゾさんの最盛期は声優さんも知っている方が多くてにやにやしながら見れるのが楽しかったです。



2018/09/11

『覇穹 封神演義(全23話)』/アニメ

あらすじ&おすすめポイント

一周回って真のアニメ好きは一度は見ておいてソンはないレベル(白目)。とにかく、アニメ制作について、とても勉強になりました。ファンや楽しんで見たい人はその限りではありません……(見ないほうが……泣)なんというか、演義ではなく、伝説。アニメ界の伝説。




感想とネタバレ


自分史上稀に見る残念な作品でした……。思い入れのある原作だったので一話切りできずにずるずると見てしまいました……(時間を返してほしい……w)。毎週毎週ハードルの下を行き続け……最終回まできっちり素晴らしい出来でした(遠い目)

完走したとしても、楽しい記事にはならないので、記事にするなと心の中で叫び声が聞こえるのですが、とりあえず、完走した記念につくります。

この原作は男女ともにそうとう人気がありますので、いろんな方が被害に合われたと思いますが、自分がこのハキュー作品においてどう被害者だったか語ろうと思いますw(作品の問題点をあげたらきりがないので……)

ちなみに、好きなキャラは「道徳コーチ」です。
最初はジャージのみどり色の配色にショックを受けていたのですが、調べてみるとこれについては後々完全版の配色だと言うことで納得しました。
が。

①そもそも、EDテロップのキャラ名が違う(道徳真人ではない)
②天化とのエピソードが、二人(道徳&天化)を通して回想&視点ミックスで統合される(わけがわからない)。
③太公望に弟子を頼むという(道徳好きとしてはとても大事な)シーンが、同じ師匠仲間の玉鼎との会話に変更。その上、二人の謎の笑いつき(白目&発狂w)
④天化が自分似だとかわけのわからない遺言(独白)を残す(原作では父親似!)
⑤死に際のシーンに……無駄な天化とのシーン……。

ええ、ええ、とんでもないですね!(泣)
知り合いは、普賢好きで途中で離脱したそうです。妥当だと思います。。。話のメインでない道徳コーチですらこんな扱いでしたから、楊戩、普賢、聞仲好きの方にはもう……かける言葉もありません。。。

アニメ製作スタッフに愛されずに作られたアニメというのはこんなにも見ていて悲しいものなのかと呆然自失します。ただ、背景だけは美しいので、心癒されました……。

個人的な小言ですが、スタミュ制作会社だったのなら、多田監督の銀英伝(スタミュ三期も?)終わってから満を持してやってもらうという選択肢はなかったのでしょうか……封神ファンはいつだって待っていたし……黒バスの監督でジャンプ作品に定評ありますし……(監督の問題じゃないのは重々承知ですが)

とまあ、故郷(原作)を燃やされた封神演義ファンの独り言でした……(ほんとうどうしてこうなった!泣)

内輪ネタ?では、某掲示板の今期ク〇アニメナンバー1決めようスレで堂々一位決定しました。今後この作品を越えてくる作品が生まれないことを祈ります。ちなみに、ハキューとその一位を争っていた某作品は、仙界伝の監督だそうです……(!)

あ、外伝は値段は高めですが、絶対お買い得です。おススメです!! コーチも素敵に1コマもらいました(小躍り)! ありがとうございます、フジリュー!(これがあるおかげで痛み分け……!)


2018/09/10

『斉木楠雄のΨ難 第一期・第二期(全48話)』/アニメ

斉木楠雄のΨ難 1 [Blu-ray]

あらすじ&おすすめポイント

週刊少年ジャンプのサイキック・ギャグ漫画。達観しきった冷めた主人公・斉木楠雄と、かなり温度差のある個性豊かな周りの人間とのはちゃめちゃ日常アニメ。癖になる面白さがあります。




感想とネタバレ


原作は週刊少年ジャンプ漫画です。このあいだ完結したようです。
最初(一期の一話を見る前)、この作品について、

主人公のあたまがピンク色で緑色の眼鏡ってどういうこと??
しかもタイトルの「Ψ」←コレ、なんだろう?
う~ん。面白いのだろうか……??と先入観的にはどちらかというとかなりマイナス評価でした。

そして満を持して、一期一話のOPを見て、ガッツポーズ。
掴みは抜群。もう大逆転。一世代昔の作りが逆に当たり……!(大当たり)

この作品、作画重視の人から見れば、一期のOPから作画が始終死んで?いますが、ギャグアニメなのでこのクオリティで十分だと思います。
そういう画風なのが逆に安心できました(ギャグマンガ日和的な)。

本当、この作品、毎週見ていて楽しかったです。
個人的には、アンプ回(の松岡さん)がサイコーに良かったですw
かわいいし、扱われ方がかわいそうだけれど、なんかこう……いい回です。

あとは何がよかったかというと、斉木×照橋のギャグ回が楽しみでした。
神に愛された照橋さんのラブ光線がもう……見ていて楽しいです。
つれない斉木と思いきや意外と!?な感じが毎回たまりません。

最終回にはお姫様抱っこもしたので、もう、ヒロインは照橋さんでいいでしょうか?
いいですよね……(ドキドキ)

実はこのアニメのおかげでとても救われた部分があるので、もうそっとしておいて欲しい……のが斉照信者の本音です(いい作品だった……完)

原作は読んだことがありませんので、今度読んでみようと思います。




2018/09/07

『星を継ぐもの』/ジェイムズ・P・ホーガン

星を継ぐもの (創元SF文庫)
著者:ジェイムズ・P・ホーガン(訳:池央耿)
発行:1980年05月23日
出版:東京創元社

あらすじとおすすめポイント

SF小説の有名作品。
「人類」は果たして進化した存在なのか……。月で発見された「人」からその彼をめぐる過去と過去を紐解き、主人公は、今の「人類」を見つけ出すことができるのか。
宇宙推理物です。




感想とネタバレ

本を閉じた瞬間にじわりとくる読後感がとてもよい作品でした。
基本、海外小説は手にとっても難しくて理解できないので(泣)、SF小説というジャンル自体は好きなのですが、片手程度も読んだことが……ありません……。

アニオタとしては初SF小説は『戦闘妖精雪風』だったりするのですが、日本でのアニメなどからイメージするSFとはちょっと違いました。それはこの作品だからなのでしょうか?? この、宇宙の知識を下地にしてロマンを綴るという作者の情熱にテンションが上がりました。

主人公に「人類」を紐解かせる、あるいみ、宇宙推理物でとても楽しく読めました。作者の提示したい答えに向かって作中の人物が、推理していく物語となっているので続きが気になって気になって……ページを捲る手が止まりません。久しぶりに終わりが気になって仕方がない作品に出会えました。

壮大な「人類」のはじまり。
結局人類は月に行かなくなりましたが、月にロマンがあるのは変わらないのだろうと思います。