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2022/12/13

『トヨタ電氣自動車試作 ――副社長豐田喜一郎氏抱負を語る――』/豊田喜一郎


昭和14年(1939年)のこの車はどこへ行ったのか…。今はテスラが台頭してますが試作段階だったから流れてしまったのか…。水力発電と言っているので、今の水素エンジンがこの流れを継承しているのでしょうか。そこら辺は全く詳しくないのであれですが、佐吉さん時代からある、先を見通す力を実行していくというのが世界を動かしていくのかもしれない。

2022/11/11

『戦争責任者の問題』/伊丹万作


先の大戦の渦中にいて、それが終わったとき。振り返ればあの戦争は、誰が何を目的として行ったか、そして我々大衆は何を見ていたのか。すべては、わからない。今、目の前で起こっていることも、実のところ、わからないまま時代は進んでいく。誰が何の目的で、何を目指して何をしようとしているのだろうか。

“「だまされるということ自体がすでに一つの悪である」ことを主張したいのである。”

(作者を親子間違えていました、すみません…)

2022/10/08

『プレスの操作に手工業を加味』/豊田喜一郎


伝記漫画を読んだときに、外国人を雇い入れることは一切出ていなかったが、それも豊田氏の強い思い入れがあったことが書かれている。何分文字が古くて読みきれないのが悔やまれるが、日本語の歴史も知れて面白い。日本人の器用さを信じて未来を描いていて、それが今に繋がっているのが感慨深い。(トヨタ産業記念館に行った際に、手作業と機械の「塗装の違い」が明らかにわかり、ニンゲンはすごいと関心した次第です…何がどうしたら違いが出るのか謎で面白いです;;)

2022/09/21

『ボデー意匠審査会 美術の粋を蒐め独特の形態美へ』/豊田喜一郎


青空文庫に豊田氏があるとは知らず、さっそく読了。自動車のボディについてのお話。日本式の美を意識して芸術専門の教授にも関わってもらい、この難事業を行う並々ならぬ強い意志が伝わってくる。今でこそあっちにもこっちにも国産車があるのが当たり前だが「当たり前」をつくることの血の滲むような努力を少しでも垣間見れるのがとても良かった。

2019/03/27

『植物一日一題』/牧野富太郎

植物一日一題
私はこれまで数度にわたって、アジサイが紫陽花ではないこと、また燕子花がカキツバタでないことについて世人に教えてきた。けれども膏肓こうこうに入った病はなかなか癒らなく、世の中の十中ほとんど十の人々はみな痼疾で倒れてゆくのである。哀れむべきではないか。 そして俳人、歌人、生花の人などは真っ先きに猛省せねばならぬはずだ。
『植物一日一題』

あらすじ&おすすめポイント

一日一題その植物について、コンパクトに書かれています。
が、自分の既存の植物知識を覆したい?!人向け。
世間との知識のずれに、あたまがとても混乱するかも知れません……(?!)

2018/09/29

『日本天変地異記』/田中貢太郎

日本天変地異記


允恭天皇以来平均三年半に一回の大地震に逢うことになっている地震国


あらすじ&おすすめポイント

地震大国日本。その地震の歴史を紐解いていく。おすすめ……といいますか、短いものなので、一回読んでおくと地震に備える心構えをもつ一つの指針になるかもしれません。



感想


そもそも、この文章は関東大震災の折に書かれたもののようです。
自分が読んだのは熊本地震前ですが、もう一度読み返してみると、今回の北海道胆振地方も安政期に地震が起こっていたことがわかります。なにが興味深いというと、その一年後に関東に来ているということでしょうか……。

引用部分は最後の部分ですが、三年半に一回はどこかしらで地震が起きるのだという予測は、(どこにくるかまではわかりませんが)、備えに対して非常に有効ではないのかなとぞっとしながら読みました。


海嘯……つなみという文字を初めて知りました。海がうそぶくとは…すごいです……。