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!ネタバレ注意!
テレビで再放送していたものを長いあいだ見る勇気がなくて、ようやく完走。結末を知っているからこそ見るのに覚悟がいりました…(汗)最近の作品は、時代でしょうか、大団円のものが多いので、見る方にもかなりプレッシャーがw
ずっと勝手に勘違いしていたのが、完走してわかったのは「ネロとパトラッシュがかわいそう」なお話ではないこと。ネロは自分の人生に満足して遠いところへ行ったという、死してなお大団円といいますか……。
個人的にはアロアのお母さんエリーナ奥様が本当にできた人過ぎて感慨深かった。物分かりが多少良くなってみてみると、登場人物に理解ができて、旦那さんの、大事な一人娘がネロネロ言っていたら怒り心頭になるのも当然といいますか…(白目)
ずっと、カタルシスがつよく来ていたところに、最終の51話・52話でおこる、逆カタルシスがこの作品を悲劇で終わらせない後味を残しているのがすごい。また見たくなる作品。日本アニメーションさんの、この原作(結末ありき)を選んで、一年間制作したこの胆力に脱帽。毎週見ていた視聴者もすごい……(号泣)
作品傾向として思い出したのは、映画『わが谷は緑なりき』。メンタルがつよい、強く生きてる主人公に共通点があって印象的。