あらすじ&おすすめポイント
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ロックバンド「クイーン」のはじまりから、それまで。そして……。
- ロックバンド伝記映画。クイーンを知らなくても聴いた曲があるかも。オススメです。
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感想とネタバレ
かく言う自分が、クイーンを知らなかった上に、Spotifyで時たま聴くくらいに好きになりました。洋楽はあまり趣味範囲ではないので、CMとかで聴いていた曲もありましたが、「誰か」は今まで知りませんでした;;吹き替え版と字幕完全版がオンエアーされたので、両方見てみました。
ほんとうは完全版である字幕の方を見て終わりにしようかと思ったのですが、吹き替え版のフレディ役が刀剣乱舞でおなじみの桜井トオルさんだったので聴かざるを得ません!! 声ヲタのサガだ! と思っていたら、吹き替えは話し言葉になるので、字幕とは受ける印象が変わってびっくりしました。
映画好きさんに、字幕派と吹き替え派があるというのは知っていましたが、少し理由がわかりました。
この「内容(雰囲気)」の差は微々たるものかもしれませんが、ちょっと動揺しましたw こういうのに気づいてしまうと、訳ごとに比べないととか、どちらの表現方法の方が原作に近いのか、などと気が済まなくなる性分なので気づきたくなかったです(汗)
そこまでいうのなら、字幕なし吹き替えなしにすればいいだけなのですが……(英語成績3!)。 洋画&洋書を倦厭していた理由がこれ……原作の意図と訳者の受け止め方が違う場合があるという恐怖に耐えられないということでした……(でもこれからは見ます!)。
感想
見終わって、感動で涙でべしょべしょ(!)になりながら、「クイーン」を詳しく知ろうと他の方のブログを読みに行きました。どうも、ところどころ映画映えするように脚色されていたようで、事実とは異なる時系列などあったようです。個人的に完璧な上げ下げで飽きることなく最後まで見ることができた作品なので、脚本家さんの力は偉大です。
クイーンがアメリカに遠征に行ったときのあたりのここの時系列はそのとおりだったのでしょうか。
あんなに奥さんに一途に恋をしていたので、逆じゃないのかなんて妄想してしまいました。この映画を見ていたら『残酷な神が支配する』のジェルミをどうしても思い出してしまい(……)。ちょっと切なくなりました。
個人的には、メアリーさん推しです。聖母味と人間味がちょうどいいバランスの人が好きなので……。しかも、フレディとはあれからも交流がずっとあったとエンディングをみて唸りました。いい人だ……。
その上のブログで見た、パートナーさんのお話もぐっときます。フレディ氏は人に恵まれていたのがよくわかります。メンバーも解散危機にありつつも、続いていたのはバランスがとれていたからだとわかる感じです。(日本の休止から10年経って解散した某音楽グループが過ぎりながら……)
クイーンの演奏する英語の歌詞も翻訳されているので、そこの演出もとてもよく、作品の流れと相俟って感動します。
泣き上戸なので映画館には行かない派でもありますが、この映画の人気の理由がよくわかる作品でした。
Spotifyでさっそく聴いてにわかクイーンファンです。
しかし、どれを買えばいいのかわからない洋楽はサブスクのお陰で気楽に聴けて助かります。すごい世の中になりました…。
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