あらすじ&おすすめポイント
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主人公は今度の舞台の役が欲しいあまり裏技を使ってしまう。しかしそれが破滅への道だと言うことを知らずにいた……。
- 演劇界のおはなし。
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感想とネタバレ
勝手にこの映画を洋画だと思っていたら邦画でした。エラリークイーンかと思っていたら、そちらはXYZの悲劇で、Wではありませんでした。
昔どれかを読んだなあ……という記憶だけで録画してしまい、日本人が出てきてびっくりしましたw
ジャンルは演劇界のお話。とはいえ、枕事情が絡んでくるのでなかなかエグかったです。冒頭のベッドシーンもさることながら、見るか見ないかずっと逡巡していましたが、主演の薬師丸さんが初々しくて(昭和の女子さが)かわいかったので最後までみれました。
この映画では、お芝居の怖さの片鱗を知りました。
役者さんの三田さんの演技がうますぎて、現実(本人)と映画(役)との境がわからなくなりました……(怖)。とくに今回のお話が役者のお話のこともあって、リアルすぎです……。すごい……。
たとえばアニメの場合は「本人・生身」が画面に出てくるわけではないのでクッションがありますし、小説(朗読など)に至っては神視点やら声だけの出演として認識していられるのですが……三次元は怖い。
この作品で、自分が今まで映画やドラマを見てこなかった、苦手な(興味を持たなかった)理由がわかりました。演者さんを本人と役を切り離せないと楽しめない。のに、切り離せないのだと判明しましたw
「それ」が演技なのか? 素なのか?
ヒトは誰しも毎日「演技している」と言ってしまえばそれまでですが、人を信じることの大変さと疑ってしまう心の弱さ?の難しさを感じました……。
あと最後の、好意を向けてくれる人を振り切る主人公の描写エンドは、切なくて余韻があって良かったです。
俄然、こういう場合は振られた男の人を推す自分ですけれども!w (しかし結ばれない……!)
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