あらすじ&おすすめポイント
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若い衆が集まる中に、偶然居合わせた浪人がいた。彼は、名を尋ねられると「椿三十郎」と名乗ったのだった……。
- 白黒映画。邦画。時代劇。
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感想とネタバレ
白黒なのに、劇中の「椿」がつばきつばきしていて……とても美しいです。
カラーにはない、白黒だからぐっと映える何かがある気がします。
自分事で残念だったのが、終盤も終盤のシーン。
作品を見る前に見た黒澤監督のドキュメンタリーで映像のネタバレをしていたので、途中で失敗したなとしょんぼりしました。先に制作風景を見てはいけない作品でした(汗)
三船さん格好良いです……。
浪人なのに(だから?)、情に厚いキャラです。他の登場人物のように、この人に信頼を寄せたくなり、見ていて安心感があります。
そして「お母様」のなんと強いことか(笑)。
お母様にたじたじな三十郎も対比で面白いですし、考えさせられます。
悪意をもっているものに対して、覚悟して対処するのか、覚悟して討ちに行くのか。
むしろ、それに従うか。
悪意はどこからでもやってくる。
信念はどこから生まれるのか。
本当に、しびれます。
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