『SPEED GRAPHER〔スピードグラファー〕（全24話）』／アニメ

あらすじ＆おすすめポイント

カメラマンの雑賀辰巳は、取材のため、とあるクラブに潜入する。そこで、意図せずして「女神」さまの祝福により「欲望」を具現化できる力を手に入れる。雑賀は女神さまの虜となり、自由が欲しいと懇願する彼女と解放の約束をするが――。


• サイキックアクション。R15＆G15なので要注意。

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感想とネタバレ

最初に見たときは、一話の秘密クラブの描写があまりにも想像を超えて気分の良いものではなかったので、完走できませんでした。今見てみると、あっ…、という作りになっていて驚きます。15年以上前の作品になりますが、かなり攻めている作品だったのでした……。

かなり強めのグロテスクとエロティックの作品。個人的には、Ｒ１８・Ｇ１８。

作中のモブキャラの「今でもこの国は戦時中だ」という台詞に、結局ヒトという生き物は常に誰かから生殺与奪の権を握られているのだなあとしみじみ思います。フィクションと現実を一緒にするのは、「違う」ようで違わないことに気づきます。こういう作品を見て、犯罪者になる・ならない論争がありますが、精神に良くない作品は無意識の層にそれを植え付けられるので、防御する術のない人は見てはいけないのかもしれません。

最終回は、シンゴジラっぽかったのでびっくりしました。東京戦線を演出する場合、ああいう描写にはなるのだと思いますが、ゴジラもいないのに、ゴジラ並みの演出・破壊力には驚きました。当時見ていたら驚いていたかもわかりません。アメ○カさん、容赦ないですね……ＨＡＨＡＨＡ！（ナ○ーム最凶……）

とはいえ、主軸は純愛なオジサン×女子高生のお話なので見れます。「オジサン×女子高生」の年の差にはあまり萌えませんでしたが、二人の「純愛」には最高！に萌えました。

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