『ひかりの素足』/宮沢賢治



著者:宮沢賢治
青空文庫:https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card458.html


あらすじとおすすめポイント

一郎と弟の楢夫は、雪山で遭難する。遭難した二人に待っていたのは、同じ年頃の子供たちが異形のものに追い立てられ、歩く行列だった……。短編なので是非。


●『ひかりの素足』/宮沢賢治の感想とネタバレ

『銀河鉄道の夜』がキリスト教モチーフだとすると、こちらはそれの仏教版のような感じでした。

銀河鉄道と照らし合わせて考えてみると「おいて行かれる」のが共通しています。この作品ではお兄ちゃんが、銀河鉄道だとジョバンニが(弟・カンパネルラに)おいて行かれます。

穿った見方かもしれませんが、やはり永訣の朝が根底にあるからなのでしょうか。

ひかりの素足によって子供たちは、うつくしい世界へと旅立てるのでしょう。かがやかしく苦しみのないやすらかな世界へと……。