著者:澁澤龍彦
発行:2013年02月15日
出版:河出文庫
あらすじ&おすすめポイント
筆者が訪れた安土城と、サド侯爵の城・ラコスト城の話がメインのエッセイ。感想
最近、続・お城100選も発表されてお城ブームが到来していますが、自分の方はというと城プロという擬人化キャラゲーにはまっていまして…… ずっと読もうと思っていた澁澤さんの本ですが、今まで家にあった本を押しのけて読んでみました。石垣の石一つ、五千の人手が必要な石があるということで、想像を絶する建築作業に当時の城づくりに対する情熱(そんなものではないはずですが語彙力が;;)に驚かされます。
読んでいて前から少し疑問に思っていたのですが、西洋のお城と日本のお城の機能はどういう違いがあるのでしょうか。
西洋のお城は日本のお城のように、大規模な曲輪とかがあまり見られない(見落としている可能性!)ので、そこらへんの比較本を探してみようと思います。