2017年9月13日水曜日

『孫子 (ワイド版岩波文庫)』/金谷治訳注

戦争とは詭道――正常なやり方に反したしわざ――である。
(24p)

戦争の損害を十分知りつくしていない者には、戦争の利益も十分知りつくすことはできないのである。
(29p)



岩波文庫さんにワイド版があるのを初めて知りました。とても見やすいです。 漢文・読み下し文・口語文の三種類がきちんと余裕をもって載っていて、苦手意識を持つことなく読むことができました。

『孫子』は、中国最古の兵法書で、作者は呉の方だそうです。 『三国志(横山版)』でも孫権とか出てきてますからそちらの方なんですね。

読んでみて、理解できたかというと二回読んでもちんぷんかんぷんな場所が幾度となくあったので、こういうものにはもっと噛砕いた解説書がいるのだなと思いました。個人的には用間(間諜)篇は日本の戦国時代を考えながら読んだので想像しやすかった?です。 機会があれば、今度はやさしい孫子入門みたいな本を読みたいと思います。

読み下し文なんかは学校で習って以来でしたが、独特の文章のリズム感が新鮮で古典に触れるのも楽しかったです。