2022/08/18

『独裁者』/映画《感想》モノクロ、チャップリン。「今(当時)、この映画を観る人に問う」リアルタイムな声を誰が聞くか。

あらすじ&おすすめポイント
    あの独裁者をチャップリンが演じる……!

  • 政治批判もの。

感想とネタバレ

モノクロ映画。名優・チャップリンの作品。
おそらく、チャップリン作品をきちんと見たのは初めてです。

今(2020年代)から観ると歴史ものになろうと思いますが、1940年の作品(本邦1960年)ということは、ヒトラー氏、生きているのですね(!)
しかも、チャップリン氏は普通に88歳で病死……。独裁というわりには言論の自由は認めていたということなのでしょうか??(汗汗)
普通に色々凄い映画のようで……さすがチャップリン……。

この配役でなくとも、ヒトラー自身と意外と共通点があるという話ですが、見た目のチョビ髭はかなり印象強いです。

床屋さんのシーンもハラハラしつつ笑いつつ、場面場面が今でも脳裏に過ぎる演出がすごいです。

ドキハラもので緊張感たっぷりの笑いありの作品。

最後の演説は、聞き応えがありました(しかも、ヒトラーに当てた演説とあらば、もう一度観たくなってきました)。