あらすじ
蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車の50両を解説。おすすめポイント
鉄道の機関車本。初心者が読んでもわかりやすい解説です。保存場所が明記されているので、会いに行けます。●『図説 絶版機関車』/松本典久の感想
鉄道はニワカですが読んでみました。D51(デゴイチ)のDの意味をこの本で初めて知りました。他の機関車にCが付いていたりしてなんだろうなとずっと思っていたのですが動輪の数だったとは……。
鉄オタ向けの暗黙の本ではなく、解説解説していてとても楽しく読むことができました。
で、話が逸れてしまうのですが、
この本を読んでいて宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の蒸気機関車はどれだったのか!?
ということに思い当たりまして、驚きの記事を見つけてしまいました。
「それにこの汽車石炭をたいていないねえ。」ジョバンニが左手をつき出して窓から前の方を見ながら云いました。
「アルコールか電気だろう。」カムパネルラが云いました。
ごとごとごとごと、その小さなきれいな汽車は、そらのすすきの風にひるがえる中を、天の川の水や、三角点の青じろい微光 の中を、どこまでもどこまでもと、走って行くのでした。
なんということでしょうか……。
石炭ではないと作中に確かに明記されているという……(汗)
浅薄な調べですが、当時すでに路面電車が、「電車」として動いていたので、
※その後、『ブラタモリ(#150 「花巻~花巻はなぜ宮沢賢治を生んだ?~」2019年12月7日放送)』にて、銀河鉄道の元ネタの路面電車があったという事実が判明……!
思っていた(蒸気機関車、汗)のと全然違い、江ノ電みたいでかわいい電車です。