『外套』/ニコライ・ゴーゴリ

外套
外套
posted with amazlet at 17.11.06
(2012-10-01)

●あらすじ
アカーキイ・アカーキエウィッチは、おんぼろの半纏を身にまといながら寒いペテルブルクの街で生きていた。そして彼はその着古して薄くなった上着を繕ってもらおうと仕立て屋にその服を見せる。しかし、店主は新しいものを新調するべきだと勧めてきたのだった……。


平井肇訳。
寒いロシアでの生活には必須であろう外套にまつわるお話。

毎日毎日たんたんと働いて貯金をしていても、満足に外套を手にすることができない暮らし。
けして高望みをしているわけでもなく、たんたんと毎日を生きている。
それだけで十分だとその仕事に愛着をもって繰り返す。

そんな日々にまるで降って湧いた「外套」。
我慢とよろこびと。そして、あっけなさ。

短編なのに、いろんなものが詰まっている作品でした。
最後に残る謎は、突き詰めると「ロシア」の国自身のことなのか??ということなのですが、詳しい解説を読んだ方がよりこの作品の意味が分かるような気がしました。
今度は時代背景も調べた上でもう一度読んでみようと思います。

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